2021年12月14日
【ペコラー紹介⑤】あかり

北海道函館市出身の伊藤明(いとうあかり)です。
地元の高校を卒業後、アメリカの州立大学でインテリアデザインを専攻し、
東京で海外のホテルや店舗を手掛ける内装設計事務所で働いていました。
現在は函館で、今までの設計経験を生かしながら、地元函館を含む道南地域を盛り上げていく一端を担えるよう道を模索中です。
ぺコラーになったきっかけ
一年前に地元に戻ってから地域の衰退ぶりを肌で感じています。
自分の様なUターン組、大学・就職の為に地元を離れようとしている若者、地方の生活に魅力を感じている人を引き留め・受け入れる「仕事」や「居場所」が必要だと感じています。
空き家や空き店舗、廃校の再活用に設計やデザインの部分で携わり、若い世代の定着や定住に貢献できないかと漠然と考えています。
そんな中、インターネットで偶然見つけたのがぺコレラの活動です。
廃校をコワーキングスペースにリノベーションし、校庭をグランピング&キャンプ場に整備する取り組みをDIYで、しかも有志だけで行っているという事に純粋に魅かれました。
将来やりたいと思っている事のきっかけを得られると思い参加しました。
ぺコレラでの取り組み
体育館をコワーキングスペースにする為の全体コンセプト作り、平面レイアウトの決定、ワークステーションやレセプションカウンターのデザインに携わらせて頂きました。
平面レイアウト&台形テーブルの組み合わせオプションを図面上で検討したり…
ワークステーションの仕様を決めて図面を作成したり…照明やクッション等の備品を決定しました。
設計チーム主要メンバーのゆうすけさん、ななさんは制作の知識や経験が本当に豊富で、
お二人との打合せ、手取り足取り教わりながらやったDIY作業の日々は本当に楽しくて、
モノづくりの楽しさを久しぶりに実感しました。
ワークステーションを二つ同時に組み上げるゆうすけさん…制作の正確さとスピードは圧巻でした。
工具の使い方を教わって、何時間も掛けて切り出した葉っぱスツールの座面ベースです。
素敵なスツールになる様、一生懸命作業しました。
ペコレラの魅力
ぺコレラ学舎は大自然に囲まれています。
そよぐ牧草地や緩やかな川の流れ、夜は満点の星空に体も心も癒されます。
ぺコラーとしての活動は八雲町の素晴らしさをより良く知るきっかけになりましたし、自分の得意や好きを持ち寄ってリノベーションの過程に参加出来たことはとても貴重で有意義な経験でした。
リノベーションが完成したら、リモートワーカーの理想郷として、ノマドが翼を休める場所として、地域の交流の場として、ますます愛されていくと思います。

あかりのSNS
Facebook:https://www.facebook.com/akaritomos