こんにちは!ペコレラスタッフのしゅうへいです。今回は7月23日~8月21日の間で計5回にわたり開催された、子供向けのキャンプ企画についてレポートしていきます。やくもの寺子屋は「異文化に触れる塾」をテーマに、成績を上げるための塾ではない、少し変わった教育方針で子どもたちの「選択肢を広げるための体験」を提供しています。サイトはこちら普段は週2回、八雲町中心地のカフェラウンジSENTOにて開校していますが、今回は夏休み企画として、ペコレラ学舎とコラボし、キャンプを通して八雲町の産業を学んだり、生き方を学ぶ課外授業を開催しました。最終回でのBBQに向けて、各講座で様々なスキルを学んでいきます。初回はキャンプに使う石鹸やキャンドルづくりからスタート!作る前には、材料はどのように仕入れるのか、ソイキャンドルと石油系キャンドルの違いなどを学びます。学びと実践が掛け合わされた理想的な授業でした。第2弾はこの期間だけでなく、今後も長く続けられる遊びを知ること、さらには工具の使い方を学ぶ時間として、ペコレラ学舎の廃材を活用したモルックづくりを体験。この日は私が講師を務めさせていただきました。講師をしていたこともあって、製作中の写真が撮れなかったのですが、中にはのこぎりを初めて使うという子もいて、使い方を覚えてくれたようで、嬉しそうな表情が印象的でした。木を切った後は、やすりがけをして、モルックに数字や思い思いのイラストを描いていきました。いよいよ完成したモルックで遊んでみます。最初はルールを覚えるのに苦戦している様子もありましたが、親御さんにサポートもいただきながら、楽しんでもらえたかと思います。お手軽に遊べるスポーツなので、手作りをして、友達同士でも遊んでくれたら嬉しいです。第3弾はソロキャンプ入門講座ということで、キャンプ名人を講師にお呼びして、ロープワーク、焚き付けなしで火起こしをする方法、タープの立て方を学んでいきます。先生から教えてもらったら、すぐ実践していきます。ロープワークを覚えたら、次はその技術を使ってタープを立てていきます。この日は風が強かったので、悪戦苦闘しながらも、頑張って立てていきました!タープも立てられたところで、火起こしチャレンジへ。今回は焚き付けを使わずに、メタルマッチで火を起こしていきます。最後は起こした火でマシュマロを焼いて食べました。第4弾は町内の酪農家さんを訪ね、酪農体験といただいた牛乳を使って、牛乳豆腐づくりを体験。酪農家さんから八雲町の酪農の歴史や普段の仕事の様子などをお話いただき、牧場内を見学。その後、水やりなどを体験しました。ペコレラに戻ってきて、いただいた牛乳を使って牛乳豆腐づくり。生産者さんから直接教えてもらい、自分の目で見て、触れて体感できるというのは貴重な学びになるのではないかと思いました。そしていよいよ最終日。この日はアイスづくりと飯盒炊爨、そして今まで学んできたことを活かしながら、持ち寄った食材でBBQをします。まずはアイスづくりからスタート!普段何気なく食べているアイスがどんな材料でどんな風に作られているか、身近なテーマだからこそ、楽しく学ぶことができたのではないでしょうか。飯盒炊爨もしていきます!そしてアイスが固まるのを待ちながら、燻製づくりとBBQをスタート。親子で楽しそうに過ごされている姿を見て、なんだか温かい気持ちになりました。そして最後に参加してくれた皆さんと寺子屋メンバーで記念撮影。これで1か月にわたるキャンプ企画が終了しました。普段の学校の授業では学べない、あれこれが座学だけでなく、実践しながら学べるということで興味津々に参加する子供たちの姿勢が印象的でした。まさに夏休みの自由研究という感じがしました。同時に、ペコレラ学舎をもっと子供たち、そして親御さんが何かをしたいという時のフィールドとして活用いただけたら嬉しいなと思いました。元小学校でまさに学び舎でしたので、色んな学習に向いている場所だと思います。キャンプ、イベント、ワークショップなどなど楽しみ方は色々ありますので、ご興味持っていただけた方はお気軽にお問い合わせください。また、ペコレラ学舎では日々の様子を各種SNSにて発信中です。下記リンクからぜひご覧ください。https://bio.site/at9NnW最後までお読みいただきありがとうございました。